ダウンライトのLED化
電気食いのダウンライトのLED化計画を実行中。ダイネットのダウンライトは別に使わなくても何も困らないのですが、エントランスは結構便利なのでよく使っています。気兼ねなくつかえるようになるといいのですが。
まず、LEDには主に、砲弾型、Flux、PowerLEDとありますが、ある程度明るく、拡散光タイプで電球色、電流制御が比較的簡単なもの、といろいろ考えました。
結局、Fluxの100mAタイプ(日亜RAIKOH)にしました。電子回路には明るくないので、電流制御回路をいろいろ組むようなことはできず、単純に抵抗で制御することにしました。CRDもつかえないわけではありませんが、電流値を考えると現実的とはいえません。
抵抗で制御する場合、一般的なルームランプならエンジンのかかった状態を考えればよいので12~14.4Vとなるのでしょうが、キャンピングカーで使うことを考えますと、サブのカットアウトは10.5V、充電中でも13.7Vを上回るような電圧にお目にかかったことがない。等を考えて14Vまでがおおむね定格に収まるようにと検討しました。
当初3直列の2並列で検討していましたが、これだと11V位になるとほとんど電流が流れなくなってしまいます。仕方ないので2直列2並列の4発で行くことにしました。結局スペース的にもこのくらいがいい落としどころのようです。
2直列2並列では33Ωの抵抗を入れた状態で10.5Vで50mA、13.5Vで95mA、14Vでも103mAと大幅なオーバーロードにはなりません。ただ、抵抗で結構電力を消費してしまい、たとえば13.5Vの時LEDで1.2Wでも抵抗でも1.2W消費してしまい、Total2.4W位になってしまいます。そのため抵抗も2Wタイプになり結構大きいです。
3端子レギュレーターを使えばもっと効率がよいのでしょうが、いまいちよくわからないので今後の検討課題にしておきます。とりあえず、一つだけ作ってみました。
ユニバーサル基板から必要なサイズの基板を作ります。このサイズからは5枚とれました。失敗するかもしれないのでそのまま5枚作成。
一気に完成写真。抵抗がでかい。一応逆刺し防止のダイオード入れました。
裏の配線。汚いです…。一応うまくいってるみたいです。
元々のハロゲンランプを引っこ抜いて、そのまま抵抗とダイオードの脚を差し込みます。我が家のコルドバンクスは3カ所ともこの形で極性OKでした。
実際の明るさですが、ハロゲンには及びません(11.5Vだったので65mA程度)。でも夜乗り込むときのちょっとした明かりとしては十分です。発熱はガラス面がほんのり暖かくなる程度でしたが、放熱を促進するためには、固定のできる放熱用シリコンで接着したほうがよさそうです。ショート防止のため、固定しないとしても絶縁用にシリコンなどでカバーした方がいいですね。最低でもダウンライト側にビニールテープくらいは張っておいた方がいいと思います。
できれば効率のよい3端子レギュレーターを利用できるように勉強したいと思います。
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