携帯をiPodのモデムに~設定編

ノム

2010年09月11日 23:49

さて、どうやらJailBreak(脱獄)すればiPod Touchに外付けのモデムを接続することが出来そう、と言う話の続き。


JailBreak自体はAppleのサポートを受けられなくなる、セキュリティリスクが高まる、など一定の不利益も生じる行為ですので、実行される場合はくれぐれも自己責任で。あなたのipod touchが壊れたとしても私は一切関知できませんのでよろしく。

本記事はJailBreakを推奨するものではないことをあらかじめお断りしておきます。
以下わからない用語などは自分でググってください。ある程度自分で調べる気のない人はJailBreakしてはいけないのであしからず。

脱獄自体はOSのバージョンなどによって可能な方法がいろいろと異なるようですので、もし実行してみようと言う方がおられました場合は、現時点での最新情報を検索するなど調査した上で実行してください。


脱獄しますとCydiaと言うアプリが登録されるんですが、Cyidaを起動してiBlueverってやつを購入(5$)しましょう。

iBlueverの具体的設定に入ります。
(1)標準のBluetoothとは併用不可

(2)iBlueverで携帯を認識させます。

(3)アクセス詳細の設定
APNとScript他を設定するんですが、128kアクセスポイントと7.2Mアクセスポイントでは設定方法が違ってきます。128kだと上限5980円ですが、7.2Mだと約1万円です。ただし、PC接続でも上限は同じ料金になるので、2台持ちすることを考えたら7.2Mでもいいのかなと思います。

128kアクセスの場合、DialNumberは*99***4#
128kアクセスポイントの場合mpr.ex-pkt.netに接続するようにします。これはパケホダブル必須。以前からの単なるパケホでは使えません。

スクリプトはDefaultを少しいじればOK。F01Bの場合、携帯からのレスポンスが遅いことがあるようで、標準のTimeout 15では時間切れになってしまいます。30でもダメなときがあるので60にしています。
AT+CDGCONT=4,"PPP"にする必要があります。
このへんはドコモ提供のモデムコマンド一覧やmoperaの手動設定書を読むとどうすればいいのかわかります。

これでOKです。iBlueverのホームに戻ってF01Bをタップすると接続が始まります。どうしても途中接続待ちがあるので30秒くらいは黙って我慢。


次に7.2Mの場合、128KとはAccess Point mopera.net、Dial Number *99***3#。
スクリプトはAT+CGDCONT=4,”IP"にしましょう。

ただ、これで接続するとエラーが出ます。エラーメッセージに従ってスクリプトに1行追加すれば無事接続できるようになります。

128kと7.2Mのお好きな方を設定すればOKです。残念ながら簡単に切り替えて使うことが出来ないんですよね…


あえてわかりにく~く書いてありますんで、ワカンネ。って人はやめておきましょう。

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