'08北海道(4) 知床クルーズ

ノム

2008年08月16日 20:00

8/4
昨日の嵐のような風が嘘のように静かになり、曇ってはいますが波も穏やかでクルーズ日和となりました。
今回お世話になったのはドルフィンさんです。知床には他にも多数の観光船があるのですが、大きく分けて大型船と小型船になります。今回のドルフィンさんは小型船クルーズです。大型船は観光バスでの観光客の方がたくさん乗っておられるようでした。どちらでも楽しめるのでしょうが、小型船の方が入り江に入っていったり岸により近づけるので楽しいんじゃないかと思います。いくつかコースがありますが、約1時間40分の「野生動物探索クルージング」にしました。
7:50までにキャンプ場を下りたすぐのところで集合になりました。出港は8:15で、予約順に乗り込んで席を取ります。できれば右舷側に座った方が人垣をかき分けずに景色が見れますが、乗り込むときは気づきませんでした。キャビンもあり、シートは快適なようです。ただ、窓が着色ガラスだったので写真は撮りにくいかも。結局左舷側のデッキに座りましたが、走り始めると寒い!それまでは涼しくて気持ちいいね、なんて言っていましたが、早速雨具を着込みました。長袖着てくださいと言われてましたが納得。言うこと聞いておくべきでした。
フレペの滝…だったかな?いろいろ滝があったのでどれがどれやらわからなくなってしまいました。知床自然センターから散策すれば上から見ることができるそうです。

フレペの滝近くの入り江。十分きれいな水に見えましたが、前日の風の影響で濁っているとのこと。普段なら海底まで見えるそうです。

柱状節理の崖。層雲峡と同じような柱状節理が見られます。溶岩の冷却に伴って自然に形成されるそうですが不思議ですね。

五湖の断崖。知床五湖からの水が岩肌よりしみ出している所だそうです。流れる水にこけが生えて緑になっています。

これはカムイワッカの滝(のはず)。硫黄分を含む温泉が流れているため冬でも凍らないそうです。大型船クルーズの場合ここまでで引き返すようです。
カムイワッカの滝から先では天候が変わることが多いらしいのですが、今回も滝を過ぎたあたりから雨が降り始めかなりの本降りに。一応屋根としてシートをかけてくれましたが、おしりがぬれて寒さ倍増。キャビンの中の方がよかったかもとプチ後悔。
ここから先は海岸沿いにヒグマを探します。目をこらして探しますがなかなか見つかりません。すると船長の「いました!」の声。海岸でちょこちょこと(しか見えない)動く黒い影。双眼鏡で見るとヒグマとわかります。が、写真ではちょっと厳しいかも…。丸の中にいる黒いのがヒグマです。しばらく進んでもう一頭見つけることができました。
帰りは沖合を一気に戻ります。イルカが3匹飛び跳ねているのも見ることができました(写真は撮れず)。戻ってくると雨も上がっていました。知床岬まで行こうと思うと3時間コースでしたが、トイレのことも考えるとこのくらいの時間でちょうどよかったと思います。

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