ファンタスティックベント用ファンコントローラー
この前の北関東ツアーの時にタートルさんに見せていただいた、ファンタスティックベント用のファンコントローラーを作りました。
用意したのはこちら。
秋月電子の可変スイッチング定電圧電源キットです。1000円なり。それと
ボリュームのつまみ。
ハンダ付けは少なく簡単に作れます。元々はボリュームは基板にハンダ付けにするようになっていますが、ベントに設置したいので延長用ケーブルを3本付けています。
ベントの枠を取り外すと、ベントと天井の蛍光灯へ向かう配線が見えます。二股ギボシで分岐されてますが、なぜかベントへ向かうラインは黒がプラスで、白がマイナスになってました。とにかく一つづつ確認しないといけません。
ベントカバーの開閉ノブと、周囲のねじを外すとベントの下側が外れます。強さを変えるスイッチの近くにボリュームを設置することにしました。
ボリュームを付けたところ。
内側から見るとこんな感じ。ボリュームの回転止めのストッパー部分を入れるために隣に穴を開けたんですが、つまみから穴がはみ出しちゃいました。
つばつきのノブにしておいた方がよかったかも。まあ、シール張ってごまかしますけどね。
結局スイッチング電源はエントランスの上に置くことにしました。これは取り付け完了後。今のところむき出しなので、何かで覆っておかなくてはいけませんね。振動防止のためにも固定しておかないと。
上の写真で言うと左側の板、天井の段差部分の板を外したスペースに配線を通していきます。天井には断熱用にスポンジが張り込んであるので、ドライバーだのステンレスパイプだのを使ってなんとか奥のスペースにコルゲートチューブを通しました。ボリューム用の3本と、電源ユニットに入る12Vのプラスとマイナス。電源ユニットからの調圧済みのプラスとマイナスが通ります。
コルゲートチューブはこっちに出てきました。
風力調整ダイヤルの裏側の平型端子を外し、スイッチ側から電源ユニットへの配線を取り、電源からは外した配線にある平型端子につなげました。これで、ファンの電源ONの時だけ電源ユニットも動くようになりました。
マイナス側は適当なところでぶった切って差し込み端子にまとめておきました。ちょっと戻した後の天井に歪みが出ているような気もしますが、まあ気にしない気にしない。
ちなみに、電源ユニットは電池電圧14.37V時に最大13.25Vと約1Vの電圧低下で、最少3.97Vでした。
スイッチング式なので電圧を下げれば消費電流もかなり少なくなりました。おおむね電圧に比例してます。
一番絞るとかなりゆっくりになりました。ただ、風量の変化が感じられるのはボリューム半ひねりくらいまでかな。特にスイッチが1の時は少し回すと本来の回転になってしまうようです。それでもさらにゆっくりに調整できるのはかなりいいですね。電源キットの1000円+αですんだので、かなりお安くすみました。
RVランドのものと比べるとオフタイマーがありませんが。
ついでにファンのブレードも4年ぶりに掃除してきれいになりました。
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