誕生!トラメジーノBLACK! の巻

ノム

2010年11月04日 00:27

ちょっと荒いスポンジを使ってしまってから焦げ付くようになってしまっていたトラメジーノ。
簡易フッ素コートでなんとかしのいでいましたが、やっぱり焦げ付いちゃうんで、フッ素コートの再加工に出すことにしました。


加工前。なんとなく焦げ付いて茶色くなっています。
どうしても、こびりつく→こする→フッ素剥がれる→こびりつき悪化。というネガティブスパイラルに陥っているようなので抜本的な改革を。

フッ素再加工のアルファ技研さんにお願いしました。

↓ 生まれ変わったトラメジーノBLACKはこちら

これがトラメジーノBLACK!。加工の時に200度以上に加熱するため、そのままでは竹製の取っ手が焦げてしまいます。もともとリベット止めしてありますが、アルファ技研さんの方で取り外しをお願いしました。で、リベットは破壊してしまいますので、かわりにネジ止めしてありました。
取っ手部分の金属は加熱したことでちょっと茶色くなっています。これはどの鍋やフライパンでも熱やけしてしまうようです。一緒にお願いした家庭用のフライパンもかなり裏側の色は落ちてました。


焼き面はどうですか!見事な黒いフッ素加工です。かなり強いフッ素皮膜が出来ているようですが、傷つけないように硬いスポンジはやめておこうと思います。、


ねじがそのままだと出っ張っていて格好が悪いので、こういう組みネジってやつに取り替えることにしました。サイズは5x10でないとはみ出しちゃうみたいです。長さは12mm位があったら丁度よさそうなんですが、近所のホームセンターでは10の次は15でした。


で、取り替えたのがこちら。表も裏もほとんど出っ張りがありません。

よく見ると、何かが足りない。
トラメジーノをお使いの方ならわかりますよね。一番初めの加工前の写真と比べると…。


これ、片方にはなんというか、ストッパーにする金具が付いていたんです。要するに2枚を合わせたときに開かないようにするストッパーです。どうももち手を外したときに取れてしまったよう。アルファ技研さんにどこかに落ちてないか問い合わせてみますが、なくなっているようなら何かワイヤーで作るしかないかな…。



家庭用の鍋もフッ素加工してくれます。コッヘルなんかも加工してくれるみたいなんですが、キャンプ用の鍋は肉うすなものが多いため、フッ素加工全般の弱点である、部分的加熱を起こしやすく、そうするとはがれやすくなってしまうようです。特にチタン製のものは熱伝導率が悪くより肉うすなため、熱が局所に集中しやすいです。ですから強火で加熱したりするとすぐに剥がれる可能性もあり、あまりおすすめできないようです。

ただ、キャンプ道具こそ洗うのが楽になるフッ素加工をするのもいいんじゃないかと思いますよ。私ももう一つ加工してもらいました。

ちなみに加工代金はトラメジーノで約3kです。2枚に分かれますから2枚分になってます。普通の鍋なら大体半額。大きさで多少異なります。

みなさんも焦げ付くようになった家庭用のフライパンとか、キャンプ用の鍋類のフッ素加工いかがですか~

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